白百合もろみのカシジェー味噌をオンライン直売所でも販売します!
島の素材を使ったレアアイテム
西表島の素材をふんだんに使ったジャムやソースを手作りしている「西表キッチン」さんとともに開発した「白百合もろみのカシジェー味噌」。
池原酒造の直売所では、人気商品のひとつです。
麹の香りとピーナッツの深みが織りなす味わいがクセになるほどで、リピーターが多い逸品です。
オンライン直売所(ECサイト)でも購入したいとのリクエストがたくさんあり、そのご希望に応えるため、このたび販売することになりました!
カシジェー(もろみ粕)とは
まずは、蒸した米に黒麹を散布した「米麹」、仕込み水、酵母菌をタンクの中で合わせ、アルコールを発酵させた「もろみ」を仕込みます。
このもろみを地釜に入れて蒸溜することで、泡盛の原酒が生まれます。その際、釜の中に蒸留できなかったものが残ります。これが「もろみ粕」です。
もろみ粕は蒸溜を終えた副産物で、普段であれば産業廃棄物として有料で処分するところなのですが、クエン酸やアミノ酸などの栄養価が高く、豚の飼料になるなど注目を集めています。
食卓に西表島の彩り
西表島に移住し長年住んでいたことで、独特の感性を磨き渡辺裕美さんが起ち上げた「西表キッチン」。
長命草やレンブなど、さまざまな島の食材を使用して、一風変わったジャムやソースを作っています。
開業当時に販売していた「宮古味噌のガドガドソース」がたいへん美味しくて、甘い白百合ケーキに合わせたところ相性がとても良く、池原酒造の直売所で一緒に販売することになりました。
飛ぶように売れている中で「この味噌にもろみ粕を入れてみてはどうか」と池原酒造から提案し、共同開発することに。
ブラッシュアップを重ね、現在の「白百合もろみのカシジェー味噌」にリニューアルしました。
味噌の風味がまろやかになったうえに、さらに厚みが増したことで旨味の広がりがアップ。
スティック野菜、おにぎり、蒸し鶏、温野菜、厚揚げ、担々麺スープ、しゃぶしゃぶなど、料理に西表島の彩りをそえる、最高の味噌だれとして好評を得ています。